大電流配電盤
定格電流(A) | サイズ | 基準電流(A) | 銅帯温度上昇値(K) | 適用TR |
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4000 | t15×150×2枚 | 4347 | 35 | 3φ3W 210V 1500KVA(4123A) |
5000 | t15×200×2枚 | 5354 | 35 | |
5500 | t15×200×2枚 | 5766 | 40 | 3φ3W 210V 2000KVA(5498A) |
6000 | t15×200×2枚 | 6153 | 45 |
当該基準は、2010年1月18~19日の2日間で実施した「大電流 4000A 5000A 6000A 通電試験」の検証結果および2015年12月2日に行った試作機の検証結果に基づき制定する。
- 大電流により、並行して配置された鋼板が振動するのでビス止めにより鋼板を固定する時はビスの本数を増やす
- 鋼材は大電流交流磁界中に置かれた時、ヒステリス、うず電流、循環電流にもとづく損失で発熱する
よって、大電流を通電する銅帯に接近する鋼材はSUS材を使用する- 6000Aを通電した銅帯の下部に設置されたL型鋼は200度を超える温度に達する
- 6000Aを通電した銅帯に並行して配置された鋼板は50度を超える温度に達する
- SUS材であっても発熱するので、大電流通電銅帯が鋼材周囲を囲むような配置には避ける