アマミール | 東和電機工業株式会社受配電・制御システムメーカー

これまでの糖度計は測定するのに大変な手間と時間がかかり、果実を傷つける（破壊）タイプが主流でした。また、大規模な設備システムで時間がかかり価格もとても高いのが、非破壊タイプでした。さらに、いままでの糖度計はすべて樹に実ったままの状態を測ることはできませんでした。

そのため、特に生産者の方々をはじめ多くの皆様から、果実を傷つけずにもっと手軽に糖度が測定できないものかとの声が寄せられていました。

そこで当社では平成元年から青森県産業技術開発センターとの共同研究を開始し、青森職業能力開発短期大学校の支援により平成8年までに試作品を完成させました。その後も性能及びデザインに至るまで様々なモニター調査、アンケート調査を重ね、平成11年、ついに発売に至ったのです。

据え置きスタンドセット（室内での使用に便利）

ウェストバック（園地での使用に便利）

ハードケース（本体の収納や保護に）

表面に光センサーを当てスイッチを押すだけで、糖分が吸収する光の成分の変化量を読み取って、果実の糖度を約3秒で演算処理を行いデジタル表示します。長い間期待されていた糖度計、それが「アマミール」です。

「アマミール」で、くだもの市場を活性化。りんごをはじめ、桃やナシなど色々なくだものに対応できる、各種ソフトウエアの開発に成功。

果実を傷つけることなく、樹に実ったままの果実の糖度も簡単に測れる「アマミール」は、その最高の成熟状態をおしえてくれます。また、甘さが確認された高品質なものを自信をもって出荷することができます。

「アマミール」は計画的収穫と高値取引を実現し、生産者の方が大切に育んだ果実の価値を高めます。また、消費者の方にとっては安心してお求めになれるなど、「アマミール」はくだもの市場の活性化に大いに貢献します。

「アマミール」は、樹に実ったままの糖度を測定できますので、果実の成熟状況が把握できます。

また、果実の糖度を継続的に集積することにより、より良い品質管理を目指し、高品質の果実を生産することに役立てることができます。

果実の糖度のバラツキを解消することにより、市場ニーズにあった果実の安定供給をは図ることができます。

これにより、市場価格のアップが期待でき、収入の向上にも役立てることができます。

高品質な果実の安定供給が可能になり、市場での優位性を保つことができます。

また、他の果実との差別化が図れ、「あなた独自のアマミール・ブランド」として、新しい市場価格を生み出すこともできます。

製品名・製品型式	携帯用光糖度計アマミール TD-2010C
測定方法	近赤外分光方式(反射式)
測定対象	りんご・みかん・梨・柿・メロン・桃・いちご・サクランボ・マンゴー・トマト ※他の果実についてはご相談ください。
測定範囲	5~30度 BRIX(変更可能)
測定時間	約3秒(通常測定)、約1.5秒（連続測定モード） ※測定物によって多少異なります。
充電時間	約5時間　※状態によって異なります。
電源	充電式ACアダプター
入・出力	入力：AC100V 50/60Hz　出力:DC12V 1.5A
消費電力	最大2.5W
外形寸法・重量	240×120×80mm 1.2kg(本体) ファイバー部を除く
使用周囲温度	10～30℃ 自動温度補正
外部出力（通信）	RS-232C、無線通信機能（オプション）
付属品	検量線1種類、充電器、RS-232Cケーブル、遮光フード、クリーニングセット
検量線	検量線はデジタル屈折率計で測定したBRIX糖度を基準としています。測定方法は果皮の表面から約10mmの部分を搾り、その汁を測定します。
オプション	ハードケース、ウエストバック、据置測定スタンドセット、追加検量線（3件まで）