Corporate Social Responsibility
企業の社会的責任
私が私であるとき、私はきみである。
「遥かなるものの賛美」
パウル・ツエラン
おそらくは、厄介な現場での社員の奮闘が、その意図さえ忘れて、語られることで、CSRは実現する。そのためには、社員一人ひとりの品質向上、挑戦心、思いやりと尊敬の念が欠かせない。
CSRは、企業が社会に良い影響を(共通価値;CSV)産み出し、そして、潜在的な悪い影響を特定し、防止・軽減し解消する活動。
「法令順守や人権の尊重」は勿論、「地域社会の活性化」「環境への配慮」「ユーザーの懸念」を企業活動の中でも大切なこととして取り組んでいる。
地域社会の活性化
ワクワク感を届け魅力ある街づくりをお手伝い
百年構想クラブの認定をうけ、日本フットボールリーグ(JFL)に所属するサッカークラブ、「ラインメール青森」のJリーグ昇格を支援し、青森県にワクワク感を届け魅力ある街づくりをお手伝いしている。
試合会場での応援だけでなく、東和グループの各拠点施設内に自動販売機を設置し、応援に行けない平日でも飲み物で応援する。
売上の一部が寄付される仕組みだ。「めざせJ1!」
青森県内雇用の求心力・製品出荷の貢献力が
肌で感じられる現場
東和グループでは、毎年、青森ねぶた祭りに参加しているが、本社・青森工場には平成21年「津軽為信と卍・錫杖」のねぶたの一部が展示され、構造・製作過程を伺い知ることができる。
また、社会人・教育機関からの工場見学、配電盤の立会検査で来訪する方は年1,000人以上を超える。県内雇用の求心力と、製品出荷の貢献力が、肌で感じられる現場だ。
青森菱友会 紀朝雄の一首千方を誅す ねぶた大賞 2019年8月2日~7日
東和グループも参加している青森菱友会のねぶた(2019年)です!
環境への配慮
本社青森工場のカチオン電着ラインは、節水クローズド式を採用。水洗の給水量を大幅に低減し、水洗から常時排水を外部環境に出さない。
置換水洗による「節水式」、蒸発システムによる「クローズド式」、の2つを組み合わせ、水洗給水量の大幅低減、水洗からの排水を完全にシャットアウトすることで、従来式では得られない排水処理コストの低減、環境汚染抑止に大きく貢献している。
ユーザーの懸念
施主、設計事務所のお客様が特に懸念することは、配電盤据付後の現場での初期不良の発生。当社は、出荷前の高低圧配電盤の社内試験・立会試験の最後に、高圧回路通電試験として6600Vの電圧を発生させ、徹底して初期不良を未然に防いでいる。